幼なじみはイケメン君



また、好きでもないのに…抱きしめるの…?

「やめて!離して!」

必死に抵抗しても、拓也は離してくれない。


「夏姫、聞いて!」


「この前は、急に抱きしめたりしてゴメン!

…あの、その…俺も夏姫のこと好き…デス。」




…へっ…?

拓也、ほっぺを赤くして、何言ってるの?


「俺、小学生の頃から夏姫のこと…好き…だったんだ。なのに、お前は俺のこと何とも思ってないっぽくて…」


「ぐすっ…。」


ヤダ

泣いちゃうよ…。


< 50 / 78 >

この作品をシェア

pagetop