幼なじみはイケメン君

「じゃあ良いじゃん。」

そう言って拓也に腕を掴まれて、強引に連れて行かれる。


もぉ~。

“今日は帰ろう”って言ったのに…。



不機嫌な顔で教科書とにらめっこする。


ヤキモチのモヤモヤ感と強引に連れて来られた不満で、すごく不機嫌だ。


「ダメだ。頭の中に全然入って来ないよ~。」


「集中、集中!」


もぉ~。誰のせいで集中出来ないと思ってるの~。


はぁ~。気持ちを切りかえて、もう1度教科書にむかう。



………ん?


< 74 / 78 >

この作品をシェア

pagetop