幼なじみはイケメン君

こっそり拓也の方を盗み見ると…

すごく焦ってる(笑)


焦ってる拓也を見てると…

あたしのために一生懸命なのが嬉しくて…。

心の奥が、くすぐったい気持ちになる。



「な~つき、怒んなよ。」

いつもより甘えた声で拓也が言う。


んふふ、拓也かわいい(笑)


「ふ~んだ。」

そう言ってイスから立ち上がって

拓也から隠れるように本棚の前にしゃがみ込む。


「あっ!なつき待てって。」


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