幼なじみは年下の小悪魔男子
隣に座っている雪乃も……
「ほんとに、すごいね、瑠生くん!」
「いや、本当に……
瑠生、さすがだわーここのお店のオーナーの甥だけはある!」
「……何それ、褒めてるのか、貶してるのか分からないんだけど?」
瑠生くんは、奏多くんに言い返している。
────── あれっ?
瑠生くんはここのお店のオーナーの甥ってこと?
「………えっ、甥?」
私がそう聞き返すと………
瑠生くんはあれっ?言ってなかった?というような顔をして、説明してくれた。