幼なじみは年下の小悪魔男子
「あっ、瑠生くんいたいた!りあー、瑠生くん居たよー」
「えっ……」
瑠生くんは私たちに気づくと走って駆け寄って来てくれる。
待って………
─────どんな顔をして会えばいいの?!
さっきまで、会いたいと思ってたのに……
いざ、会うとなるとどうすれば良いのか分からない。
瑠生くんは特に変わった様子はなく話しかけてくれる。
「あっ、りあちゃん!!
来てくれたんだ!嬉しいー!」
あっ、瑠生くん普通にいつも通りだ。
何だか…………
緊張していた自分が少し馬鹿らしく感じてしまう。