幼なじみは年下の小悪魔男子
「……っ、うぅ……っ」
私は………
このモヤモヤした気持ちと
溢れ出てくる涙の意味を分かりたくなかったのかもしれない
ただ、ただ………
─────ひたすらに泣いていた
すると─────
突然……誰かが、公園に入ってくるのが見える。
「……えっ、瑠生くん?」
私は、瑠生くんだと気づくと慌てて涙を拭いて、背を向ける。
でも─────
瑠生くんは私に気がついて…………
勢いよく、私の方に向かってくる。