幼なじみは年下の小悪魔男子


────ど、どうしよう……

私は、たまらくなって……
思わず、瑠生くんから逃げるように……走り出す


でも─────

私より足の速い瑠生くんに叶うはずもなく………


瑠生くんにガシッと腕を掴まれた


瑠生くんは息を切らしながら………

「……はっ、はぁ、はっ、やっと……見つけた……どうして、逃げるの?りあちゃん……」

そして────
私を後ろからギュッと抱き締める

まるで………

私を逃がさないというかのように────
きつく抱き締める。

私は何も答えずにいると、瑠生くんは

そのまま………
私に話しかけてくる。




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