幼なじみは年下の小悪魔男子


──────どうしよう


りあちゃんに文化祭を楽しんでもらいたい一心で、劇を見に来てって、誘ったけど………

────やっぱり、誘わなければ良かったかも


そして─────

劇の本番が始まった


僕は、ステージの上からりあちゃんの姿を探す。

後ろの方の席に座っているりあちゃんをすぐに見つけた。

────あっ!りあちゃん!

来てくれたんだ………

何となく、気まづい雰囲気でお別れしちゃったから、来てくれなかったら……
って、思ってたから…………

来てくれていたことがすごく嬉しい



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