幼なじみは年下の小悪魔男子


─────このままじゃ………
恥ずかしくて爆発しそう


『……先輩、ちょっと品物出してきます!』

『……あぁ、ほんとに大丈夫か?無理すんなよ?』

『ありがとうございます、でも!本当に大丈夫なので!!』

先輩はこうして、いつも………
私を気遣ってくれる


──────だから
少しだけ期待してしまう


でも─────

私にだけ特別に優しいわけじゃなくて、先輩はみんなに優しくて、気が利く


いつか………
先輩の特別になりたい


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