幼なじみは年下の小悪魔男子


「ううん、そんなことないよ!!
ケーキすっごく嬉しい!!」


「ごめんね、ありがとう。
じゃぁ、もう少し時間かかると思うから、リビングでテレビでも観ながら待ってて!!」

そう言って、瑠生くんは私をリビングに案内してくれる。


瑠生くんは、ニコッって笑って────

「りあちゃん!とっておきのケーキ作るから楽しみにしててね!!」


「うん!楽しみにしてるね!!」


瑠生くんに待っててと言われて、何となくテレビをつけるけど…………

キッチンから甘い香りが漂ってくるから、テレビに集中出来なくて………


私の頭の中は─────

瑠生くんの手作りケーキ………


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