幼なじみは年下の小悪魔男子


内心は─────

ドキドキしすぎて死にそうだよ……

さっきまでは─────
瑠生くんのお父さんとお母さんが居ると思ってたから、気にしてなかったけど………


─────まだ、心の準備が……

そんなことを考えてながら、1人でテンパっている私を横に………


瑠生くんは、何故だか………
少し落ち込んでいるように見える。


「る、瑠生くん、どうしたの?」

私が聞くと…………


瑠生くんは少し不貞腐れたように……小さく言う。

「りあちゃんは、僕と2人きりで過ごすの嫌なんでしょ……」


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