幼なじみは年下の小悪魔男子


でも、何か言わないと………


「……瑠生くんと2人きりが嫌なわけじゃなくて……その………」


私が言葉に詰まっていると……

突然、瑠生くんが私をギューと抱き締める。


「えっ!る、瑠生くん?!」


「良かったー、りあちゃんが僕とクリスマスを2人きりで過ごすの嫌なのかって思った」


「瑠生くん……ごめんね」

瑠生くんはただ、純粋にクリスマスを私と過ごそうと思ってくれてたのに……


瑠生くんを不安にさせちゃってたんだ……


それなのに────

私ときたら…………



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