幼なじみは年下の小悪魔男子
心の準備がどうのこうのって……
1人で先走っちゃったのが
─────恥ずかしい……
─────あっ………
ケーキを作ってたからなのか……
瑠生くんから甘い匂いがする
─────いい匂い……
私は無意識に瑠生くんの首筋に鼻を当てて───
匂いを嗅ぐ
「瑠生くんから、甘くて美味しそうな匂いがする」
私がそう言ってから、
瑠生くんの顔を見ると………
「……なっ、り、りあちゃん……」
そう言って呟いた瑠生くんの顔は真っ赤に染まっている。