幼なじみは年下の小悪魔男子


でも、それくらい楽しみなんだから………


「だって……瑠生くんのケーキ楽しみなんだもん!ニヤケちゃうのは仕方ないって」


私が思ったことを言うと………
瑠生くんはまさかと思った様子で、

「………っ、りあちゃんが素直なのにちょっとびっくりしてる」

「ちょっと!私がいつも素直じゃないみたいじゃない!」

「ご、ごめんー!じゃぁ、ケーキ切ってくるね!」

瑠生くんは逃げるようにキッチンに向かう。


──────さっき……

瑠生くんの顔、真っ赤だったよね?


もしかして、照れてるのかな?


ふふっ、瑠生くん……可愛いな


あっ、私も何か手伝おう!!


「瑠生くん、私も何かやるよー」



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