幼なじみは年下の小悪魔男子


私は、自然とに顔が緩んでいく………

「瑠生くん、美味しいよ、本当に最高!」

また一口とケーキを頬ばりながら言う。

「ふふっ、良かったー」

私は、中々ケーキに手をつけない瑠生くんを見て、思わず────

「あれ?瑠生くんは、ケーキ食べないの?」


「味見したし、それに……僕は……ケーキより、ケーキを頬張ってる可愛いーりあちゃんが見ていたいから」

うーん、でも…………

折角だし、瑠生くんにも一緒にケーキ食べてもらいたいのに…………


────あっ!そうだ!


私は一口ケーキをすくって………
瑠生くんに差し出しだす。


「あ〜ん、ほら、あ〜んして?」




< 190 / 419 >

この作品をシェア

pagetop