幼なじみは年下の小悪魔男子
「それに、食べ物は逃げないよ笑」
「へっ?」
瑠生は、クスクスと笑っている。
そして───────
私にコソッと耳打ちをして
「でも、そんな……食いしん坊な、りあも……大好きだよ」
「……っ!」
不意打ちの告白に………
私の顔は真っ赤に染まっていく
瑠生はニコッと笑いながら……
「ふふっ、ほら、りあ……行くよ!まずは、何から買うー?」
も、もう、瑠生にはほんと叶わないな……
「じゃぁ、りんご飴食べたい!!!」
私は、瑠生の手をギュッと握って言った。