幼なじみは年下の小悪魔男子
「……リードしてくれる人かな」
「リードしてくれる人?ってことは、年上の人?」
「うん、そう……年上の人がタイプかなぁー、前の彼氏もそうだったし」
「あっ、そうだったよね!
でも、私からしたら、雪乃が羨ましいよ?
大人っぽくて、落ち着いてて」
そう言って、りあはまた一口とパスタを口に入れる。
羨ましいって、りあは言ってるけど……
意外とそうでもなくて、本当は……
元彼を引きづってたりする。
私はどちらかと言うと……
人に甘えるのとか苦手で、
りあみたいに、表情が豊かでもないから
新しい恋をして、元彼のことなんて、忘れられたらいいのに……
りあにも負けないくらい、素敵な恋をしてみせる!!