幼なじみは年下の小悪魔男子


─────すると先輩は……

少し、私から距離をとって

「大丈夫、何もしないから
ただ……送るだけだから」

そして、少し前を歩き出した


結局─────

先輩は、私を家まで送ってくれた


特別何か話をした訳ではなかったけど………
先輩と歩いている時間は、短く感じた

先輩は最後の最後まで、優しく

「じゃぁな!」

と、一言だけ言って、帰っていった



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