幼なじみは年下の小悪魔男子
奏多くん、ブラックコーヒー飲むんだ
何か、意外かもしれない
そう言えば…………
私、奏多くんのことなんにも知らないな
「………ねぇ、雪乃ー」
「んっ?何?」
りあは、ニヤニヤしながら私を見ている。
まずい………
話を逸らさないと
軽く咳払いをして
「………んんっ、私のことより、りあはどうなのよ?」
「えっ?」
「えっ?じゃなくて、りあの方が瑠生くんと仲良さげじゃない?」
りあは少し頬をあからめる
なーんだ、何だかんだ瑠生くんと上手く言ってるのね
りあはコロコロと表情を変えるから分かりやすいなー
私には出来ないことだから……
羨ましいな