幼なじみは年下の小悪魔男子
─────あれから
最初は気まづい雰囲気だったものの……
奏多くんは私に聞いてくることはなく
『雪乃さんの行きたい所に行きましょう!!
今日は、お礼なんですから!
俺は、とことん雪乃さんに付き合います!』
奏多くんがそう言ってくれて、私たちは、映画館に来ていた。
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「映画館に行きたかったってことは、雪乃さん見たい映画があったんですね!
どの映画ですか?」
奏多くんは映画館のパンフレットを見ながら私に聞いてくる。
「あっ、えっと……」
今更だけど、奏多くんってホラーとか大丈夫なのかな?!