幼なじみは年下の小悪魔男子


「………では、以上で宜しいでしょうか?お持ち致しますので、少々お待ちください」


注文が終わると……
男の子は、チラっと……また私を見てくる。


─────何だろう……

…………やっぱ知り合いなのかな

さっき、幼なじみって言ってたけど……


『すみませんー!!』


「はい!今、お伺い致します!」

別のお客さんに呼ばれ、男の子は私に何か言いたげだったけど…………
何も言わずに別のお客さんの所に向かってしまった。


「……うーん、見覚えがあるよーな、ないよーな」


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