幼なじみは年下の小悪魔男子


──────────

「………もしもし」


『あー、雪乃、やっと出てくれたー!
何度も連絡したのに、返信くれないからー』

りあはこの時間でも、このテンションなのか……

さすがすぎるな笑


「………それでー、何度も連絡してくるってことは、そんなに重要なことでもあるの?」


『そうなの!って、すぐにでも言いたいとこなんだけど……
雪乃………元気ないね』


「…………っ、どうしてそう思うの?」


『どうしても何も、声で分かるよ!
雪乃とずっと親友やってきてるんだから、さすがの私でも分かるよ』


───────お見通しってわけね……


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