幼なじみは年下の小悪魔男子


『だって……今日、雪乃……
奏多くんの試合、見に行ったんでしょ?』


「………っ、何で知ってるの?」


私………
りあに今日、試合を見に行くなんて言ってないのに……


『ふふーん、私の情報網を甘く見ないでよー♪笑
なーんて、実は、瑠生くんから聞いたんだ。
奏多くんが、最近テンション高くてうるさいんだーって、愚痴聞かされてた笑』


瑠生くんから、聞いた……


───────そうなんだ……


その言葉を聞いて、どこかホッとした自分がいる。


「…………」


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