幼なじみは年下の小悪魔男子



りあは少し明るい声で

『それなら、ちょうど良かった!』


「えっ?」


『試合……見に行きなよ!』


「えっ、無理だよ!試合がいつなのかも分からないし!」


それに………
見に行けないって言って傷つけて

どんな顔で見に行けばいいのか……


『ねぇ、雪乃?
私ね、最初から雪乃に伝えたいことがあって、連絡してたんだよ?
雪乃さ、スマホの電源切ってて、LIMEもよく読んでないでしょ?』


「あっ、読んでない……」


『そうだと思ったよ、だって、最初の電話の一言が、重要なことでもあったの?
だもんね笑』

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