幼なじみは年下の小悪魔男子


「……ごめん」


『ううん、謝ることじゃないよ。
私こそ、雪乃がつらい時にしつこくしてごめん』


「ふっ笑
シツコイのは今更でしょ?笑」


『あー!今、笑ったよね?!ひどーい笑
でも、良かった……笑ってくれて。
実はね………
少し前にね、瑠生くんに……
雪乃を試合に見に行ってもらえるよう説得して欲しいって、言われてたんだ。』


「えっ?瑠生くんから?」


──────どうして……


『そうなの、私もね、突然、連絡が来たから、驚いたんだけど……
何か、奏多くんの様子がおかしいって瑠生くんがね……』


─────奏多くんの様子がおかしい……



< 353 / 419 >

この作品をシェア

pagetop