幼なじみは年下の小悪魔男子


「……ごちそうさまでした!」


私はそっとフォークを置いてから、

「今日は……本当にありがとう」

改めて、雪乃にお礼を言う。


「ううん、気にしないでよー……あっ!」


そうだったと言いながら………
雪乃は、バックから何かを取り出す。


─────雑誌?


「じゃーーん!!」

そう言って、おもむろに私に雑誌を見せてくる。

「えっ、京都?!」


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