幼なじみは年下の小悪魔男子


私が叫ぶと………

奏多くんが一瞬……
私の方を見て、驚いた顔をして

でも、すぐに真剣な表情に戻る。


──────ボールは……

──────ゴールに吸い込まれるように……


──────入っていった


ボールがゴールに入った瞬間……

甲高い歓声があがる。


「は、入った!!」


私は、思わずその場を立ち上がって、大きくガッツポーズをする。


< 365 / 419 >

この作品をシェア

pagetop