幼なじみは年下の小悪魔男子


私の声は、奏多くんの元まで届いた。


奏多くんは振り返って……


最初は………
少し驚いた顔をしていたけど……


チームメイトや水無瀬さんから離れて、

こっちに向かって走ってきてくれる。


奏多くんは、いつも通りの笑顔を浮かべて……


「………雪乃さん!」

そう笑いながら、私に声をかけてくれる。


奏多くんはいつもと変わらず、明るい声で表情で私を見つめる。


< 373 / 419 >

この作品をシェア

pagetop