幼なじみは年下の小悪魔男子


「………でも、やっぱり……私が……」


奏多くんが私の口を軽く抑えて


「これ以上、言わないで?
そのまま、聞いて欲しい。」


そう言われ、私は深くうなづく


奏多くんは真剣な顔をして、話を続ける。


「でも俺………
あの後、水無瀬にも監督にも言われて、気付かされたんです。

俺には─────

サッカーが大切だってことに

それと……
もう1つ、決めたことがあるんです」


「決めたこと?」



< 379 / 419 >

この作品をシェア

pagetop