幼なじみは年下の小悪魔男子
─────はぁ……
ドキドキして心臓が持たないよ
今日もさっそく……
奏多くんのペースに乗せられちゃってるなぁー
私ばっかり……
こんなにドキドキしてる気がして………
そんな事とは知らず……
奏多くんは、呑気に声をかけてくる。
「雪乃さん……
この後、どこ行きますか?」
キラキラとした笑顔を浮かべて……
「えっ、あっ、えっと……」
奏多くんの笑顔にドキドキする。
それに─────
さっきのことを思い出してしまって、顔がよく見れない。