幼なじみは年下の小悪魔男子
『いや、んなことは分かってるんだけど……
プレゼントって何にするかとか考えてる?』
『あー、なんだーそっか笑』
電話越しでも瑠生が笑っているのが伝わってくる。
『ふふっ、まぁ、いいけど。
僕は、サプライズでりあちゃんにケーキを作ってから、お家デートのプラン考えてるけど?』
『なるほど……
って、お前!もう、家に連れてくんかよ!!』
『何その言い方?
まるで、僕が襲うみたいな言い方しないでよね!!
そもそも……雪乃さんなら、奏多からのプレゼントだったらきっと、喜んでくれるんじゃない?
深く考えないほーがいいと思うよ?
じゃ、僕、寝るから!』