幼なじみは年下の小悪魔男子


雪乃さんも俺に気づくと、ニコニコと笑いながら走って来てくれる。


『ごめん、待たせちゃったよね?』


『いえ、俺が楽しみすぎて、早く来ちゃっただけですから!気にしないで下さい!
それと……
今日の雪乃さんも可愛いです!』

俺がそう言うと、雪乃さんを頬を赤らめて……


『……あ、ありがとう!
ほら、行こ!!』

そう言って、照れてる顔を隠すように、スタスタと歩き出す。


俺は、そんな雪乃さんの手を取って、絡めるように繋いで……


『でも……
そんな、照れてる顔も好きです!』


案の定……
雪乃さんの顔は更に真っ赤に染まっていく。



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