幼なじみは年下の小悪魔男子
『……っ、もーう!心臓に悪いよ!
でも……そう言ってくれたのすごく嬉しい……
私も奏多のこと……すっごく好きなんだから!』
『………っ、』
さすがに……
今のはやばい……
俺の顔もきっと真っ赤だ。
本当は………
デートの最後にプレゼントするつもりだったけど、今、プレゼントを渡したい。
『雪乃さん……
目をつぶってくれますか?』
『えっ?あっ、うん……』
雪乃さんが目をつぶったのを確認してから、俺は、ネックレスを取り出して、雪乃さんの首元にネックレスを付けた。
『雪乃さん、目、あけていいですよ?』
『えっ、コレ……』
雪乃さんは、首元にあるネックレスに気付くと、パーッと嬉しそうな顔をしてくれる。
『俺からの……クリスマスプレゼントです。本当は、ムードよく、デートの最後に渡すつもりだったんすけど……
今すぐ、渡したくて』