幼なじみは年下の小悪魔男子


『……っ、もーう!心臓に悪いよ!
でも……そう言ってくれたのすごく嬉しい……
私も奏多のこと……すっごく好きなんだから!』


『………っ、』

さすがに……
今のはやばい……


俺の顔もきっと真っ赤だ。


本当は………
デートの最後にプレゼントするつもりだったけど、今、プレゼントを渡したい。


『雪乃さん……
目をつぶってくれますか?』


『えっ?あっ、うん……』


雪乃さんが目をつぶったのを確認してから、俺は、ネックレスを取り出して、雪乃さんの首元にネックレスを付けた。


『雪乃さん、目、あけていいですよ?』


『えっ、コレ……』

雪乃さんは、首元にあるネックレスに気付くと、パーッと嬉しそうな顔をしてくれる。


『俺からの……クリスマスプレゼントです。本当は、ムードよく、デートの最後に渡すつもりだったんすけど……
今すぐ、渡したくて』


< 410 / 419 >

この作品をシェア

pagetop