幼なじみは年下の小悪魔男子
僕の口を抑えるりあちゃんの手を取って、
『でも、さっきもう、キスしちゃったよ?笑』
『あっ……』
りあちゃんは、そうだったという顔をしている。
『ふふっ笑
それに……もし、僕も風邪を引いちゃったら……
その時は、りあちゃんがお見舞いに来てくれるんでしょ?』
『うん、もちろん!お見舞いに行くよ!!』
『じゃぁ……問題ないよ、ね?
………んっ』
そう言って……
今度こそ、僕は、りあちゃんにキスをした。
───────
りあちゃんのお見舞いから数日後……
僕が、風邪を引いたのは言うよしも無い。笑
【~完~】