幼なじみは年下の小悪魔男子
「あっ、でも女の子に凄い囲まれてるねーさすがに、あの顔立ちならモテるはずだわー」
「うん、そうだね、もう……邪魔にならないように行こ?」
そう言って、私は高校生グループから離れるように歩き出す。
「りーあ、りあ!」
──────私
何にイラついてるんだろう
「……あっ!ごめん!!」
「何度も呼んでたんだけど………りあ、先に行っちゃうし、追いかけるの大変だったんだからー」
「……雪乃、ごめんね」
「もーう、謝らなくていいから!!せっかく旅行なんだよ?そんな顔しないでよー」