幼なじみは年下の小悪魔男子
幼なじみ
─────もしかして……
私の中で目の前の瑠生くんと小さな男の子の瑠生ちゃんが
──────重なった
「……瑠生ちゃん?」
私は……恐る恐る瑠生くんに聞いた。
すると─────
瑠生くんは嬉しそうに笑って……
「……う、うん、そうだよ!……りあちゃんっ!」
そして─────
瑠生くんは私に抱きついてくる。
「あのさ、お取り込み中悪いんだけど………」
奏多くんがバツが悪そうに話しかけてくる。