幼なじみは年下の小悪魔男子


私は気になって………

「瑠生くん、どこに向かってるの?」


「………人のいない所」


「えっ?」


京都の街は少し裏に入ると………いっきに人が少なくなる。


瑠生くんは人目のつかない路地に着くと……

ギューと私を強く抱きしめてくる。


─────えぇ?!


─────ど、どういう状況?!


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