幼なじみは年下の小悪魔男子


でも………

瑠生くんの唇が私に触れることはない。


「……えっ?」

その代わり、クスクスと笑い声が聞こえてくる。


「……っ、くくっ笑」


カァーと私の顔はますます、真っ赤に染まっていく。


もしかして、からかわれてた?!


「……っ、瑠生くん!!
私のこと……からかってたの?!」


「そんなに怒らないでよー!
ごめんね?りあちゃんが可愛くてつい……笑」

瑠生くんは少し笑いながら言う。



< 74 / 419 >

この作品をシェア

pagetop