幼なじみは年下の小悪魔男子


「突き飛ばしちゃったのは、ご、ごめん!」

私はとっさに突き飛ばしてしまったことに対して、瑠生くんに謝った。


「ううん、大丈夫だよ」


「……突き飛ばしたことは、謝るけど!!
でも、もう、からかうような真似はしないでくれる?」


「分かった。
もう、からかわないようにするから……
でも、全部からかってたわけじゃないから」


「……えっ」


「今度、りあちゃんに僕のこと好きか、もう一度、聞いた時は……
りあちゃんからの"好き"を聞かせて欲しいな」

< 76 / 419 >

この作品をシェア

pagetop