幼なじみは年下の小悪魔男子
私は────
無我夢中でその場を離れるように走った
「「………はっ、はぁ」」
そのせいか………
私と瑠生くんの息は少し上がっている。
「………りあちゃんが、突然走り出すから何事かと思ったよ」
「ご、ごめん…」
さっきまでは、無我夢中でしてきたから気づかなかったけど
今、思えば────
私は結構……
大胆なことを言ってしまった気がする。
そう気づいてしまったら…………
余計に瑠生くんの顔を見ることが出来なくなってしまった。