幼なじみは年下の小悪魔男子


私は────

無我夢中でその場を離れるように走った

「「………はっ、はぁ」」

そのせいか………
私と瑠生くんの息は少し上がっている。

「………りあちゃんが、突然走り出すから何事かと思ったよ」

「ご、ごめん…」

さっきまでは、無我夢中でしてきたから気づかなかったけど

今、思えば────

私は結構……
大胆なことを言ってしまった気がする。


そう気づいてしまったら…………
余計に瑠生くんの顔を見ることが出来なくなってしまった。




< 83 / 419 >

この作品をシェア

pagetop