幼なじみは年下の小悪魔男子


「………あっ!」

周りに視線を感じで、急に恥ずかしくなってくる。


「もー、りあちゃんたらー」

そう言って、瑠生くんは私をからかってくる。


「……恥ずかしい」


瑠生くんは少し拗ねた様子で

「でも……妬けちゃうなー、何かパンケーキの方がりあちゃんを喜ばせてる気がする」


「いやいや、そんなことないよ!」


「………ほんとに?僕の方が喜ばせてる?」

瑠生くんは、子犬のような表情を向けてくる。


「うん、ほんとだよ!」


私がそう言うと………
瑠生くんは、ニヤリと笑って

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