幼なじみは年下の小悪魔男子


「………あっ」


気づいた時はもう遅くて………
私の顔はどんどん真っ赤に染まっていく


「りあちゃんはすぐ顔が赤くなるんだからー!でも、そんな所もかわいいー!」

瑠生くんは私をからかってくる。


「………なっ」


そして、瑠生くんは

「ねぇ、りあちゃん?
僕にも同じことして欲しいなー」


「………やだよ、恥ずかしいから」

私は瑠生くんから目を逸らして言う。


でも…………
瑠生くんは目を潤ませて私を見つめてくる。


──────ズルい……

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