甘酸っぱい
私「もう二学期かぁー。だるいなぁー。」
薫「だよねー。だるいよねぇー。」
私と薫は、一緒に学校に向かっている。二学期が、ついに始まった。まだ、外は暑い。今日は、風があまり吹いていないから、いつもより暑く感じる。そして、汗が止まらない。
下駄で、靴を上履きに、履き替える。俊介の、靴があった。
今日は、珍しく早く学校に来ている。
教室に行くと、薫がすぐに、
薫「俊介!!おはよう!!」
と、言った。そして、俊介が、
俊介「おはよう!」
と、笑顔で返した。俊介は、イケメンで優しい。薫と俊介はお似合いだと私は思っている。俊介と、話をしている薫を見ると、変わったなぁー。と思った。
私が、薫と、仲良くなったのは、中学生の頃だった。

薫は、教室でいつも椅子に座って、本を読んでいた。まるで、本と友達かのように。誰とも話さずに、ずっと1人で読んでいた。そこで、
私「何の本読んでるの?」
薫「これ?これね…」
少し、恥ずかしいそうに、話していた。多分、人見知りだ。
でも、思っていたよりも、明るくて、面白かった。
やっぱり、人は見かけじゃない。



それから、ずっと私と薫は、友達だ。




< 1 / 1 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

甘酸っぱい
S音/著

総文字数/0

恋愛(純愛)0ページ

表紙を見る

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop