神谷ナツカの虚空
俺は帰宅後、夕食を食べ、風呂に入り、布団の上で、本を読んでいた。
「シンくん、シンくん、シンくん~!」
俺の妹が勝手にノックなしでずたずたと入ってきた。
「どうしたんだ?」
「ハサミ~。明日の図工の授業で使うの~!」
と言いながら、ハサミを俺に向けてきた。俺は兄として、それを注意すべく、
「クラスメートにはそういう事しちゃ、駄目だぞ!あと、ノックして入れよ!」
すると、彼女は手をグーにして頭の上に乗せ、
「てへっ」
と言った。
彼女は確信犯だった。
そして、俺は電気を消し、寝た。
「シンくん、シンくん、シンくん~!」
俺の妹が勝手にノックなしでずたずたと入ってきた。
「どうしたんだ?」
「ハサミ~。明日の図工の授業で使うの~!」
と言いながら、ハサミを俺に向けてきた。俺は兄として、それを注意すべく、
「クラスメートにはそういう事しちゃ、駄目だぞ!あと、ノックして入れよ!」
すると、彼女は手をグーにして頭の上に乗せ、
「てへっ」
と言った。
彼女は確信犯だった。
そして、俺は電気を消し、寝た。