さよなら崩壊都市
日常生活
ジリリリリリリリリリリと容赦ないベルが狭い部屋に鳴り響く。
枕元に転がっているスマホで時間を確認すると
「7:48」という文字……
「うぁやっべ!寝坊した!」
朝ごはんもそこそこに、家をダッシュで出た。
あぁぁやばい…遅刻するわ…
走って5分すればいつもの見慣れた中学校が見えてくる。
よかった…間に合った…
今日はホームルームまで時間がなかったので、
親友の双葉の所には行けなかったけど。
また、いつもと代わり映えしない日が始まった。
< 1 / 7 >

この作品をシェア

pagetop