時のなかの赤い糸
「ちょっと味濃すぎね―か?」
「そうかなぁ」
遙の私服に着替えた新八と、遥と遙は駅前のファーストフード店に来ていた。
「綾野はタイムスリップして、幕末に行き、時代を守ったと?
そんで新撰組とはお別れして未来に戻ってきて、俺が新撰組の永倉新八の生まれかわりと…?」
遥と新八は頷くと、遙は大きく息を吸った
「信じられるかぁぁあ!!!」
ポテトが宙に舞い、地面に落ちていく、新八も遥も唖然と遙のテンションのあがりっぷりを見ていた。
「そ、そんな、そんな嘘みたいな話しがあるわけないだろ?
だいたいそんな超面白そうな話し!なかなか思いつかねーよ」
良いながら遙の瞳はキラキラと輝いていた。