時のなかの赤い糸
今回、佐々木が作ったのは見廻り組。
することは新撰組と全く同じ、なのに佐々木から、京都を見廻る担当区を分けると言い出したのだ。
しかも!!新撰組に与えられた場所はわずか。見廻り組の方が沢山の土地があった。
「まぁそうゆうことやからよろしく」
「ちょっと!!」
佐々木は用件だけ伝えると足早に西本願寺を出ていった
「かっちゃん、これでいいのか!?」
「いいわけないだろ!!」
はぁ、と深いため息2つ。
太鼓楼に落ちていった。
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「暇だね」
「見廻り組の方は毎日のように仕事があったのにな」
遥と永倉が暇そうに決められた場所を巡回していた。
「暇………」