時のなかの赤い糸
「ちゃんと相談してください」
「うん。ごめん」
零れてしまった涙に日の出の光がキラキラと輝いた。
「じゃあ、いいですよ
私、永倉さんの無事を祈りながら家で待ってます」
笑顔でそお言った遥に、永倉は少し照れながら礼を返すと、
しれー、とした視線を感じだ。
「なんだよまたイチャイチャかよ」
「ごめんって佐之」
「そんな目で見ないでくださいよーυ」
朝日は直に天高く昇るだろう。
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