恋の詩を 君と
手紙
突然で ごめんなさい
この手紙を 出すつもりはありません
でも、もし貴方が読む事があったなら
ちょっとだけ 複雑な心境になります
私はいつも 自分に勇気も自信もないので
傷付かないよう 悲しまないように
自虐で自分を守ってばかりでした
人に言われると辛い事は
先に笑い飛ばして 平気なふり
いつでも 忙しくしてるのは
止まってしまうと
淋しさが心に滲んでしまうからで…
誰より嘘つきで素直じゃない事に
気付かれないよう 只々 必死になってた
でも 君には いつか
見透かされた気がして
ちょっとだけ 怖かった
好きになってしまったから
ちょっとだけ 怖かった
サヨナラを言わずに
ありがとう で 終われたのは
きっと 正解だったんだよね
ちゃんと 私を記憶から消して
いつも通りの 毎日を
誰かと 幸せに 過ごして下さい
出会ってくれて
ありがとう
淡い恋を 教えてくれて
本当に ありがとう
心からの感謝を込めて