空っぽの私に色を描いた君
空っぽの私に色を描いた君へ告ぐ
事は突如として起こる
それは、私が1番身をもって体感していることのはずなのに
だけど
その一報が入った時
私は、その場から動けなかった
急に、君が倒れたと聞いた
私は授業を放棄して、君の元へ駆けつけた
知らなかったよ
君の笑顔に、仕草に、全てに夢中で
君が─────生まれついての病気を抱えてたなんて、知らなかった
私と出会った頃には、もう余命宣告をされていたことを、君のお母さんから聞いたよ
誰も失いたくないのに
やっぱり、また失ってしまう
私が病院に駆けつけた時、死に際だった
必死に、私の名前を呼んでいたんだね?
そのことを、私はとても誇りに思うよ
ベッドに近づいた時、君は荒い呼吸を繰り返していた
虚ろな目で、私を見て
そして、私の手を握って
また、私を魅了したその笑顔で
最期は笑って、君はこう言ったよ
─────もし生まれ変わったら、もう一度、友達になってくれる?・・・・・・こころ
─────約束、約束するから・・・・・・もういいから、無理しないで。おやすみ、優心
そして、次の瞬間には
君の手は、力なく尽きた
君の死に顔は、とても綺麗な笑顔だった
天使のような微笑みを残して、君は天に昇った
それは、私が1番身をもって体感していることのはずなのに
だけど
その一報が入った時
私は、その場から動けなかった
急に、君が倒れたと聞いた
私は授業を放棄して、君の元へ駆けつけた
知らなかったよ
君の笑顔に、仕草に、全てに夢中で
君が─────生まれついての病気を抱えてたなんて、知らなかった
私と出会った頃には、もう余命宣告をされていたことを、君のお母さんから聞いたよ
誰も失いたくないのに
やっぱり、また失ってしまう
私が病院に駆けつけた時、死に際だった
必死に、私の名前を呼んでいたんだね?
そのことを、私はとても誇りに思うよ
ベッドに近づいた時、君は荒い呼吸を繰り返していた
虚ろな目で、私を見て
そして、私の手を握って
また、私を魅了したその笑顔で
最期は笑って、君はこう言ったよ
─────もし生まれ変わったら、もう一度、友達になってくれる?・・・・・・こころ
─────約束、約束するから・・・・・・もういいから、無理しないで。おやすみ、優心
そして、次の瞬間には
君の手は、力なく尽きた
君の死に顔は、とても綺麗な笑顔だった
天使のような微笑みを残して、君は天に昇った